在宅テレワークを快適にするための対策
今回は、メディカルアロマと在宅テレワークについて考えてみます。
まずコロナ禍の現状は・・・。
◆在宅テレワーク
もうこの形での仕事の仕方が定着しそうですよね。最初は不便な感じもしましたが、意外と効率よく仕事がはかどることから、日本でも本格導入する会社も多くなってきたのではないでしょうか?
◆アメリカと日本事情の違い
アメリカは日本よりも家庭でのパソコン普及率が高いと思いますし、 家自体も日本の家よりは大きいので、新たにPCや机を置くスペースや、一人になれる空間もあって、
わりとすんなり在宅勤務に移行できているのかもしれません。
それでも、子供達の学校が通学ではなくオンラインになり、ここポートランドの小中学校はいまだオンライン授業のまま。電波の問題や、子供達の声や生活の物音など、仕事の妨げになることはあります。
◆ストレス
またずっと家の中に籠もっているだけでも、ストレスになる人も多いのではないでしょうか?
意図的に外に出てちょっと散歩してみるとか、ヨガなど自宅でてきる運動をしてみるとか、身体を動かすことをしないと、ほんとに一日中ずっと座りっぱなしってこともあり得ると思います。そうなると、ストレスだけでなく、身体の不調が出てきてもおかしくないですよね。ストレスと身体の不調が重なると、効率よくできるはずの仕事も当然はかどらなくなってきます。適度に気分転換や運動は必要ですね。
在宅テレワークを快適にするための対策
メディカルアロマを活用する方法をちょっと考えてみました。
◆香りの伝達
「香り」は鼻から嗅覚刺激となって脳の中の大脳辺縁系と呼ばれる人間の本能を司る場所へダイレクトに作用します。なので、香りによる効果は即効性が高く、ちょっとした気分転換にはもってこいなのです。
◆ビジネスモードへの切り替え
メリハリのない毎日をしゃきっと朝からビジネスモードに・・・朝に目覚めよく
頭がすっきるする香り、といえば・・・、
- ローズマリー・カンファー
- レモン
- グレープフルーツ
- ペパーミント
- レモングラス など
これらの精油は、頭をすっきりさせたり、集中力や記憶力をあげる作用のある精油
この中からお好きな香りを仕事を始める前に嗅ぎます。
◆香りを香らせる方法
コットンに一滴、好みの精油を垂らして机の片隅に置いておくだけでも充分に香ってきます。毎日であれば、アロマウッドやアロマス トーンを活用してもいいですね。
同じ香りを数日続けて嗅ぐことで、脳と身体が香りと作用を覚えて、仕事モードへの切り替えもスムーズになってきます。
ディフューザーがあれば、仕事に取り掛かる少し前からお部屋を香らせておくといいですね。ここで要注意なのは、仕事中ずっとディフューザーをたいておくのはやめましょう!嗅覚刺激が強すぎて、返って気分が悪くなったり、頭痛がしたりする場合があるからです。だいたい20分もあれば充分です。また、近距離で香らせる必要もありません。不快でない程度にふんわり香らせるようにして下さい。(神経毒性を含む香りもありますので、香りの嗅ぎすぎや、直接皮膚へつかないように気をつけて下さい。)
◆休息には・・・
そして、仕事に疲れてきて少しリラックスしたい時や、休憩時には・・・
以下の香りを少し嗅いで、気分を切り替えてみて下さい。
- オレンジ・スイート
- ゼラニウム
- ラベンダー・アングスティフォリア
- カモマイル・ローマン
- ベルガモット
- サンダルウッド など
これらの精油にはリラックス効果があり、疲れを癒やす作用があります。仕事部屋から出て、お茶を飲んだり、少し目を閉じて横になったりする際に、これらの精油を嗅いでみて下さい。すーっと気分が変わってくるかと思います。
その他に、これらの精油を使ってハンドクリームを作って手をマッサージしたり、湿布にして眼精疲労を取りのぞいたり、キャリアオイルと混ぜて座りっぱなしの足のむくみをマッサージすることもできます。
活用方法は色々ですが、まずは鼻から香るのが一番簡単なので、試してみて下さい。
◆睡眠前には・・・
また仕事を終えて、夜寝る前には・・・
誘眠作用のあるものや、仕事や将来の不安や、更には鬱症状などに作用する 以下の精油を香りながら眠りにつくのもいいですね。
- ラベンダー・アングスティフォリア
- プチグレン
- マンダリン
- ベルガモット
長引く新型コロナ対策として、皆さんの在宅テレワークが少しでも快適なものとなりますように・・・。